愛知県春日井市で、パーパス製給湯器GS-1600C-1(BL)の交換工事
- はま矢
- 2024年10月29日
- 読了時間: 3分




本日は、愛知県春日井市で、パーパス製給湯器TP-SQ1162R-1から後継機種のGS-1600C-1(BL)への交換工事のご紹介です。
こちらの給湯器は、壁組込形と呼ばれる給湯器です。
元々使用されていたTP-SQ1162R-1は、本体の厚みが11.5cmしかなく、現行品に同じサイズの給湯器がございません。(GS-1600C-1(BL)は、厚みが13cmになります。)
壁掛、据置、前方排気等、よく見る給湯器交換でしたら、余程の事が無い限り問題はございませんが、壁組込形は、お写真のように壁内にピッタリ設置されている為、本体寸法が変わってしまうと扉が閉まらなくなってしまいます。
その為、本体とは別に、全面に膨らむ形の扉(取替扉)の用意が必要になります。
(扉の寸法によって、対応する扉が変わります。)

工事の流れとしましては、
①給湯器を外す
②扉を外す
③取替扉を付ける
④給湯器を付ける
と、文字だけみるといたって簡単ですが、実際には、少々面倒な工事になります。
①一般的に、給湯器を外す際は、通電を切る為にコンセントを抜くのですが、こちらの給湯器は、電源から直結されている為、給湯器設置場所に対応するブレーカーを落とす必要がございます。
その後、各配管を外して給湯器を外すのですが、扉がわずがですが干渉する為、外しにくくなっております。
②続いて扉の撤去は、赤枠の丁番を外すだけなので簡単ですが、工事説明書には、丁番固定しているネジを再利用とございます。
③実際に新しい扉を設置しますと、ネジの位置が合わなかったので、扉内に穴を空けて手持ちのネジで固定する必要がございました。

④続いて、給湯器本体を固定するのですが、壁組込形給湯器は本体上部の真ん中に1本、本体下部の左右に1本ずつネジを打ち込み固定します。
最初にお伝えしたように本体の厚みが変わる為に、そのままでは固定ができないので、取替扉に付属している専用の金具を使用することになります。
こちらのお宅では、本体下の金具を取り付ける場所に、青枠のようにネジが打ち込まれているので、その位置に合わせて金具を設置しようとすると金具の形状とネジ穴が合わず、本体の固定ができませんでした。
ここでも扉同様に、新しくネジ穴を開けて本体を固定しております。
(給湯器を固定する際も、扉が少し干渉してしまいます。)
その後、配管を繋いで、リモコン線と電源を本体に繋げるのですが、以前の工事の方が配線の長さをピッタリにされていたようで配線が接続位置に届きませんでした。
電源のほうは、調整して何とか繋がりましたが、リモコン線は、部品を使用して延長しております。
その後、リモコンの設置をしてブレーカーを元に戻して、無事に使用できるようになっております。
設置環境にもよりますが、工事に手間がかかりますと、その分工事費用も高くなりますので、こちらの給湯器をご利用の際は、数社から見積りをとっていただき比較されることをおすすめ致します。
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