リンナイ給湯器の型番の見方
- はま矢
- 2024年9月12日
- 読了時間: 3分
以前のブログに、ビルトインガスコンロを交換する際は、どのコンロを選んでいただいても大丈夫とお伝えしましたが、給湯器の場合は交換できる機種が限られていますので、ご注意くださいませ。
型番の見方(意味)ですが、
RUF
R → リンナイ製 ・ U→ お湯の「ゆ」 ・ F → 風呂の「ふ」 という意味になりまして、リンナイ製のお湯が使用できて(給湯)、お風呂も使える(おいだき機能)給湯器。ということになります。
RUX
R → リンナイ製 ・ U→ お湯の「ゆ」 ・ X → ×(バツ)RUFのF(風呂の「ふ」 )が使用できないからバツ という意味になりまして、リンナイ製のお湯が使用できて(給湯)、お風呂(おいだき機能)は使えない給湯器。ということになります。
RUFH
R → リンナイ製 ・ U→ お湯の「ゆ」 ・ F → 風呂の「ふ」 ・ H → Heating(暖房機能)という意味になりまして、リンナイ製のお湯が使用できて(給湯)、お風呂が使えて(おいだき機能)、床暖房や浴室暖房も使用できる給湯器。ということになります。
ハイフンの前のアルファベットで、給湯器の種類がわかるようになっています。
ハイフン以降で給湯器選定に必要な部分につきましては、添付したものにも記載がございますが、
● E → エコジョーズタイプ(古い給湯器ですと「K」と記載の物がエコジョーズタイプになります。)
エコジョーズでないものの場合は、アルファベットの記載が無かったり、「V」や「A」の記載がございます。
● 次の、4桁の数字の最初の2文字が給湯器の号数になります。
24号、20号、16号、10号(給湯専用機のみ)がございます。
3文字目は、給水・給湯配管の接続口径になります。
24号、20号は、「0」。16号、10号は「1」が一般的ですが、もし違っていても部品を使用して設置ができますので、ご安心くださいませ。
4文字目は、無視していただいて大丈夫です。
● 数字の後ですが、ガスふろ給湯器とガス給湯暖房用熱源機に限り、「A」(もしくはSA)の記載があり、フルオートタイプかオートタイプの判断になります。
● 設置状況につきましては、最後の「W」の部分になります。
W → wall(屋外壁掛型) G → ground(地面→屋外据置型) といった見方になります。
● ガス給湯暖房用熱源機のみ、「2-6」とございます。これ以外にも「2-3」、「2-1」や、この数字の記載がないものがございます。
最初の「2」は、2温度という意味になります。
給湯器は、浴室暖房乾燥機を使用する場合は約80℃のお湯を作ります。床暖房を使用する時は約60℃のお湯を作ります。
暖房機器を使用する際に、この2種類の温度を作ることができる(浴室暖房乾燥機と床暖房に対応した)給湯器ということになります。
2の後の数字の、「6」と「3」につきましては、床暖房の設置可能数を意味します。
6は最大6面、3は、最大3面になります。
「2-1」につきましては少し特殊で、熱動弁外付けタイプになります。
こちらは、Iヘッダー、熱動弁ヘッダーと呼ばれる部品を使用することで、床暖房を増設される場合に給湯器交換をしなくても部品交換だけで対応できる給湯器です。
もう少しわかりやすくお伝えしますと、現在「2-3」の給湯器を使用していて、床暖房を3ヶ所で使用していると仮定します。
ここに、さらに床暖房を増設する場合、2-3の給湯器では暖房配管の接続ができない為、2-6の給湯器に交換しなくてはいけません。
その為、床暖房の増設費用の他に給湯器交換費用(24万円前後)がかかってしまいますが、2-1の給湯器を使用している場合は、Iヘッダー、熱動弁ヘッダーといった部品を交換するだけなので、床暖房の増設費用の他に5万円前後の費用で対応が可能になります。
「2-〇」の記載がない場合は、暖房用に2種類の温度を作ることができない(浴室暖房乾燥機用の約80℃のみ作ることができる)給湯器になります。
型番の見方がわかれば、ご自身で給湯器購入が可能ですが、調べるのも面倒かと思いますので、お見積りのご相談は、「はま矢」までお気軽にお問合せくださいませ。
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